Saturday, February 1, 2014

2014年の抱負!?

最後に更新してから、色々なことがありました。

11月3日が、父の誕生日で87歳になったことを書きましたが、
12月20日に、その父が、天国に召されました。

今、思い出すのは、小学生の頃、母が病気になった時に父が作ってくれたお弁当。
確か、なにか五目ご飯に卵焼きなどなど、、、だったように思うのですが、
子供たちの好物だ・け・を詰めてくれて、大好評だったこと。
くり日記という、父が私が生まれる前からのことを書いてくれた日記のこと。
冗談を上手に交えながらの楽しい、分りやすかった父の眼科学の授業のこと。
そして、母の若かりし頃の写真をずっと財布の中に入れていた父の想い・・・

葬儀は、偉大なる方に導かれるように、キリスト教であげることが出来ました。
現在通っている教会の牧師先生が快く引き受けてくださり、温かい式になりました。

前夜礼拝(いわゆる通夜にあたります)が、クリスマスイブ。
みんなで、神様からのメッセージを聞き、
讃美歌(いつくしみ深き、主よみもとに、神ともいまし)を歌い、
白とピンクの綺麗なカーネーションで献花していただき、
そのあとは、来てくださった方たちと、和やかに一緒にお食事をしながら、
お話しするひと時を持つことが出来ました。

葬礼拝がクリスマス当日。
少しプログラムは変わりましたが、同じように神様からのメッセージ、
賛美歌、献花、クリスチャンのお友達も来てくださいました。

子供の頃、おじいちゃんのお葬式で、出棺のまえに、みんなが釘を打つ、ということがあって、
ずっと、辛い思い出となっていたので、私は、それが、とっても嫌でした。
でも、キリスト教の式では、それがなく、本当に、心から、ほっとしました。
だって、父はこの世からは去りましたが、また、天国での再会が約束されていますもの、
釘をうってまで、お別れをする必要はないのですものね・・・



そして、アメリカから、主人も来てくれて、胸があつくなりました。
私はずっと実家で過ごしていましたから、彼と二人で過ごしたのは、
アメリカへ帰るという当日の、数時間でしたが、
一緒にお昼ご飯と夜ご飯を食べて、話をして。。。
ごく、普通のことなのに、その事が、とっても嬉しかったです。
主人の好物のお赤飯を炊いてしまってから、食べる時になって、二人で、
あ、お葬式が終わったばかりだったのにね、、、と思わず笑ってしまったり。
(キリスト教でのお別れができたので、私には永遠の別れ、と言う気持ちがないせいか。。。)

本当に、幸せとか、大切なものって、
自分の気持ちしだい、ごく普通のことの中にも、あることを、
言葉では知っていても、初めて実感したひと時でもありました。

日本に来る前、来た当初も、私は、何がなんだか、ちっともわからなくって、
大きな不安の中に居ました。
わからないことが、辛かったし、何で分らないんだろうって、自問自答の日々でした。

でも、今、思うのです。

自分のことを知るためには、まずすべてをありのままに受け入れること、
そこから始まる、と思っていたのですが、
その前に、というか、その中に、
自分は何も分っていない、ということを、先ずは分る、認識する、
と言うことも、実はとっても大切なプロセスとして、あったのだなあ、ということ。

そのように考えてゆくと、今まで、複雑に絡まっていたかのようだったパズルが、
するっと解けたようにさえ、思える、見えてきたのです。
やっと、少しだけ、自分の心を素直に開放することができたのかなあ~

例えば・・・

何でこんなこと言われなければならないの、、と思っていたことが、
相手が一体どんな気持ちで、伝えようとしてくれていたのか、ということに想いが至り、
その想いが見えていなかった自分に気がつく、
そのことによって、相手の気持ちが別の形となって、見えてくる、というようなことかな?

沢山の方たちの善意、温かさ、神様の御心、沢山の信仰の友たちの祈り・・・
に支えられた2013年でした。
2014年は、その沢山の恵みを、しっかりと身につけて、動く!
そして、本当に自分は何をしたいのか、どうしたら、それが出来るのか、
それが出来るように、いつか、いつの間にかなれたら、、、、
そしたら、また、アメリカの家族の許に帰る日も来るのだろうか、
と、思っています。