Wednesday, September 16, 2015

信仰と希望と愛

「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つはいつまでも残る。
その中で最も大いなるものは愛である。」
(第一コリント、13章13節、新共同訳)

という言葉を聖書の中に見たとき、すごいな、と思いました。
一番大切なのは信仰です、と言うのだろうと思ったからです。

そうであったのなら....
もしかしたら、信仰を持つには至らなかったかもしれない。

そして、そうでなかったことに....
もしかしたら、これは真実なのかもしれない、と思ったのです。

信仰=信頼と考えると、
信仰と愛とは、表裏一体だろうな、と思いあたりましたが、
希望、という箇所が、
何となく、宙に浮いたような感じで、よく分りませんでした。
それが、今日、ある方のお話を聞いて、
あ、そうなのか、と、腑に落ちました。

その方は、数年前に、家族の一人を亡くされましたが、
「また、天国で会える、という希望があるんだもの。」
と仰ったのです。

あ、そうか、希望、というのは、
信仰を持ったものが、天に上げられたときに、
先に天にあげられた愛するものと、必ず再会できる約束がある、
だから、其処に希望がある、ということなのか、と。
(間違った解釈かもしれませんが、私なりに、この3つがつながりました。)

聖書の言葉は難解な箇所も多いし、また、参考書?には、
もっと、さらに、学術的過ぎて、何がなんだかわからないものも多いですが、
本来、信仰とは、ごくシンプルなもの、
そして、余りにシンプルすぎるが故に、
敢えて、説明しようとすると、難しくなってしまうのかもしれませんね。

そして、それは、きっと、最初にあげた御言葉そのものなのだろう、と
想うこのごろです。