Saturday, March 11, 2017

母の誕生日。


3月11日は、母の86歳の誕生日。
一日早かったけど、前から、気になっていた、
ローカルのフランス料理店でお祝い。
細かいところまで手を抜かずに、
メニューをみて、こんな料理なんだろうなあ、と、こちらが思い描いていた予想を、
いい意味で見事に裏切ってくれたな〜という、
素敵な一品の数々。どうぞ、御覧くださいね。
また、特別な日に、是非、ゆきたいなあ。

母の前菜。龍宮城をイメージしたそう。
手前と奥に置いてある、白い、お塩かと思ったものは、ごま油をパウダー状にしたもの。
え??口に入れると、確かに、胡麻油!
海老の横のトッピングは、イクラの醤油漬け??
いえいえ、醤油をゼラチンで固めたのですって。
すごいアイディア〜!!






 予約席に置かれたカード。

小さな花瓶に活けられている花は、

どれも、地元の農家の方が育てている、

野菜の花々なのだそう。

母のコースの、アミューズ?と言ったかな?

それぞれ一口ずつ、美味しいものが、
きれいに登場。

左は、地元の野菜のピクルス。

右は、桜えびの洋風茶碗蒸し。

桜えびの風味がとっても生きていました。


本日の野菜のスープは、

聖護院かぶのポタージュ。

トッピングは、その蕪の花。

わたしは、なんとなく、色々な野菜がはいった、

スープを想像していたのですが、

蕪のみで勝負!の潔いスープでした。

わたしのメインディッシュ
鴨肉のロースト、
ソースは珈琲味!

付け合せの野菜が、どれも、
しゃっきりしていて、
味が濃くって、甘い!


 わたしのコースのデザートは、

オレンジのムース、
(金柑だったかなぁ?)

ココナッツのシャーベット、

ココナッツ風味の自家製スティックパイ、

果物のゼリー寄せ?
母のお誕生日のデザートを前に、
二人でワンショット?!

チョコレートケーキと
バナナアイスクリームが、
ケーキの上と、横に。

お皿には、
Happy Birthday !


母と一緒に過ごせるお誕生日は、あと何回あるのだろう、と、
ふと思ってしまいます。
だから、少しでも、楽しいひと時を過ごしてもらいたいな。

与えられた自分の力を信じる。

ふと気がつけば、ずっとブログを更新していませんでした。
色々なライフイベントもあったから、仕方ないかな?

さて、日本での生活も早3年半以上を過ぎ、もうじき4年。
来た当初の、不安と緊張感に満ちた生活から、
生活が少しずつ調うにつれて、いい意味でも悪い意味でも、
安定停滞型?の生活になってきていました。

これじゃいけないなあ〜〜と思いながら、去年は還暦も迎え・・
流石に、これからの自分の最終章とも言える生活を、
どのように過ごしてゆこうか、
そろそろ真剣に向き合う時に来ていることを自覚?し、
また、少しずつ動き始めてみました。

まだ、色々と始まったばかりで、どうなるのかは分かりませんが、
自分が、好きなことに集中してみようと思いました。

「それが好きだから。」というだけで充分なのに、
それをするための理由付けをさがしたり、
それを出来ない言い訳をしてみたり。

もともと深く物事を考えるのが苦手な者なので、
色々考えても、結局のところ、最後は、勘?で決めてしまう。
なんだか、それじゃあ、不真面目よね、
って思っていたのですが、案外、それが正解なのかもしれない、
と、この頃思います。
勿論、間違っていることもあるでしょう。
でも、自分の勘を信じてみよう、そう思うと、
なんだか、物事を見る目も、聞く耳も、少〜しだけ、
原始の力を取り戻す、というか、
研ぎ澄ませれてくるような気さえします。

ここまで書いてきて、ふと、
「あ、結局のところ、自分を偽らずに、
自分は、一体どうしたいのか、
そこに焦点を合わせるってことか。。。」

そして、それを決めたら、自分を信じて進む。
あ〜なんて、シンプルなんだろう。

そう思ったら、肩の力も自然と抜ける気がします。
誰にでも、必ず、神様から与えられている力、
この世に生きている間の使命があるはず!
それを信じて進んでゆこう。


Saturday, July 9, 2016

ハーブのある暮らし

2004年、暑い太陽が照りつけるイタリアで顔がひどいことになってしまった時に、薬局の方に勧められたカレンドウーラのクリームが、とってもよく効いたことから、興味を持ち始めたハーブ類。

先日、以前から作ってみたかった、コーディアルに初挑戦。
(要は、シロップですね〜)

一つ目は生姜。
スパイスも色々入っているせいか、少し複雑な味わい深いもの。
これは、ジンジャーエールは勿論のこと、お料理、珈琲や紅茶にもよく合うし、残った生姜(そのままつまんでも結構美味しいけど、やはり、辛過ぎるかな?)を使ったお菓子も焼いてみたら美味しかった。



ふたつ目は、ローズヒップとハイビスカスのコーディアル。
こちらは風邪のひきはじめに飲むといいそうだし、嬉しいことに、美肌効果もあるらしい。。
ハイビスカスの葉は取り除いて、粉末状になっていたローズヒップを使ったので、こちらに砂糖を加えてジャムにしました。
そうしたら、なんと!以前作った山査子のジャムにそっくりの味!
どちらも、薔薇系の植物だった・・・かな?

アメリカのハーブ屋さんで買っておいた、カレンドウーラを使ってオイルやチンキも作る予定。




Wednesday, May 18, 2016

試作開始@My Place

自宅でのパン焼きの試作を始めました。
第一の理由は、パンを定期的に焼ける環境に自分を戻すため。
そして、二番目に、自宅で、今持っている道具と環境で、一定の品質を保つパンを焼くことが出来るかどうかを試すため。

まずは食パンから。
基本といえば基本。そして、一番難しいパンでもある・・・
風味は、最初想像していたよりも、思いがけず?よかったのですが、
外見は、焼色が均一につきませんでした。
位置を変えたり、最初に焼色が着く上部にアルミを乗せてみたり、型から出してみたり・・・いかにも効率が悪いなあ。
やはり、大きな型焼きパンには、家のオーブンは、向かないのかもしれません。次は、一周り小さい型で焼いてみよう。



そして、次はブリオッシュ。
卵は無駄が出ないように全卵を使って、焼く前の晩に一次発酵まで済ませ、一晩、冷蔵庫で休ませて、翌朝、分割から入るレシピです。
型は、アメリカでバタートップというパンを焼くときに使っていたもの、日本のパウンドの型、大、小二種類、ココット型の4つの型で、
生地量を調整して焼きました。
ブリオッシュとしては、あっさりめの味なので、マカロン生地を上に載せて、小さく焼くのもいいかな?



三回目は、雑穀パン。まだ、レシピが確立してないパン。
今回は市販の雑穀ミックス(熱処理済み)も入れてみました。
あとは、炊いた玄米、コーンミール、オーツ、ふすまなど。
ちょっと甘めだったので、糖分を少し減らしてみました。
油脂とドライミルクの代わりに牛乳。
なかなかおいしく焼けましたが、発酵時間がやけに短かったことを考えると、生地量が型に適切でなかったのか、イーストの量が多かったのか・・・まだまだ、再考の余地大!のパンかな?




Sunday, February 21, 2016

うん、大丈夫!

アメリカの家族のもとでの一ヶ月の日々。
過ぎてしまえば、あっという間でしたが、やはり、色々学んだ日々でした。

アメリカを出てから、或いは、その数年前から、自分が囚われていた負の回路?から、やっと出られたという事でしょうか?

一体何が悪くて、このようになってしまったの?
どうしてわかってくれないの?
という、否定的な考えの中からは、何も生まれないこと。
他のことが何一つ見えてこないこと。
何一つ見えてこないから、何もわからなくて、だから、どうしたらいいのかもわからない、一步も進めない、そして、そんな自分を自分自身が一番嫌になる、という悪循環。

でも、その過去が例え嫌なことであっても、自分のしたことの責任?をきちんと認めて(ごちゃごちゃ言い訳をしない)、受け入れて、そして、そこから、初めて、未来に目を受けて、新しく出発しよう、と決められた時に、全てが変わりました。
〜実は、そのことに向き合うことを、私自身、最も怖れていて、なんとか、やり過ごしてしまえないだろうか、と、正面から向わずに来ていたのかもしれないのですが〜

同じ言葉を聞いても、まず、相手が何を伝えようとしているのか、に焦点をあてて真剣に耳を傾けることができるようになると、以前とは違った観点で受け取ることが出来ること。
以前の私は、おそらく、相手を責める材料をみつけようとしていたのでしょうね、だから、言いがかりをつけたり、相手の言葉を途中で遮ったりして、途中で話が決裂することもしばしばありました。

結局のところ、自分の心のなかの問題は、家族といえども、誰かが解決してくれたり、してもらうことではないのに、私はそれを期待したり、ある意味、当然と思っていた部分もあったでしょう。
そんなだから、そうしてもらえないと、不安や不満が募り、ますます、相手に何かを要求するようになってしまう。その繰り返し。

自分で解決するしかないことがわかるようになるまで、最低限、必要な時間、場所、物質面を与えてくれていたこと。
そのことに感謝の気持ちもなく、当時は、何もしてくれない、私は必要ない人間なんだ、と、勝手に自分で思い込み、自分自身を自分で追い込んでいただけだったのかもしれません。
何もしてくれない、のではなくて、勝手に私の問題に土足で踏み入ることをしなかっただけのこと、それは、私の存在を尊重してくれていることでもあったのに、です。

この数年間、多くの方たちに祈っていただいてきました。
頭の中がごちゃごちゃしていて、自分でも何を言っているのかさえ、わからない、自分の発した言葉の影響や責任など勿論考えてもいない、というような、ひどい状況に、付き合ってくださいました。
この場をお借りして、あらためて、心より、ありがとう!

まだまだ、これからも気持ちの上下は多々あることと思います。
でも、これは、私の生まれつきの性分なのかもしれませんが、
「うん、大丈夫、なんとかなる。」
という気持ちが、随分と小さい頃から、私の中にあるようです。
のうてんき、とも言える。
(でも、そうでもなきゃ、30年以上も前になるけど、トランク2つだけ下げて、誰も知らないアメリカに行ったりできないよね〜)

これからの残りの人生、どこで何をしてゆくのか。
まだわからないけど、出来ることから少しずつ、前に向かって。
神様は、耐えられない試練は決してお与えにならず、いつも最善の時に、最善の方法で、道を開いてくださるのだから。
だから、きっと、大丈夫!
そして、自分を大切にすること、そうする事がしいては、全ての人々に、物事に誠実に接することが出来る生き方に繋がることを、アメリカの家族の生き方から学んだことも大きなことでした。







Wednesday, January 27, 2016

Precious baking time with my daughter.



昨日、長女と一緒にあんパンを焼きました。
やっぱり、パン焼きは楽しいな〜。
食パンも焼いている彼女、今回は、なんと、手捏ねで、
生地を作って、焼いているのには脱帽!

焼き上がったパンを食べるみんなの顔も幸せそう。
美味しい食べ物を食べられること、生活の基本として、
あらためて、その大切さを感じたひとときでした。