去年のクリスマスイブには引っ越す予定でした。
契約二日前、教会のお友達が素敵なお話を持ってきて下さって、
今の場所が与えられました。
本当に抜群の素晴らしいタイミングでした。
その後、この地では珍しい大雪で、引越しが延期になること二回、
ここでの生活が本格的に始まったのは、2月28日でした。
引越し、といっても同じ町内、というのでしょうか、
同じ地名の最初が南から東に。
もともと少し高台に建っているお家、一階部分がガレージ、二階部分が大家さん、
そしてわたしは、三階部分にお部屋を借りています。
おまけに屋根裏部屋があって、そこは4階??になるのかな。。。
友人の言うとおり、晴れた日、窓から、富士山が本当に見えました。
真っ白に雪化粧した富士山、やはり、姿がいいですね。
アメリカのお友達にも散々自慢したのですが、
なにやら、アルプスの少女ハイデイのような気分の屋根裏部屋。
新しい場所での生活がスタートして、8ヶ月前の自分を思い出しています。
どうしてこんなことになったのだろう?
一体私の何が、どんな風にいけなかったのだろう?
自問自答し、でも解決の糸口さえ見つからず、
だから、いくら考えても、何をどうしたらいいのかさえも分らなかった。
でも、ふっと、
何も分らない、と言うことが分ったことだってよかったんじゃない?
先ず第一歩だったんじゃない?
と思えるようになった。
原因さがし、言い訳などを全部はじいてみた。
言いたい事がたとえ一杯あったとしても、
先ずは、それを消してみる=考えない!
ただ、事実だけを、ありのままに受け入れてみる。
何が悪かったか(過去)、ではなく、
これから、何をしたいか(未来)、そのことに焦点をあてる。
すると、自分がこうしたいから、と言う気持ちを余り持たずに、
生きてきていただろう自分が見え始めてきた。
勿論、嫌なことをしてきたわけではないけど、先ずは自分の気持ちに率直になる、
自分の意思を第一にする、という生き方をしてこなかったので、
本当に好きな人、本当にしたい事等々・・・
段々、どんどん、曖昧になってしまったみたい。
そして、そんな曖昧な、いわゆる自立していない人間がそばにいたら、
どんなに、ストレスになるか、どんなに疲れるか、
そして、そのうちに、もう何も話したくなくなるだろうな・・・と言うことも分ってきた。
今、こうして自分と向き合う時間と場所が与えられていること、
これはこの上もなく、贅沢で幸いな時であることをあらためて感謝しています。
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