Sunday, March 9, 2014

南から東へ、新しい生活。

去年のクリスマスイブには引っ越す予定でした。
契約二日前、教会のお友達が素敵なお話を持ってきて下さって、
今の場所が与えられました。
本当に抜群の素晴らしいタイミングでした。

その後、この地では珍しい大雪で、引越しが延期になること二回、
ここでの生活が本格的に始まったのは、2月28日でした。
引越し、といっても同じ町内、というのでしょうか、
同じ地名の最初が南から東に。

もともと少し高台に建っているお家、一階部分がガレージ、二階部分が大家さん、
そしてわたしは、三階部分にお部屋を借りています。
おまけに屋根裏部屋があって、そこは4階??になるのかな。。。
友人の言うとおり、晴れた日、窓から、富士山が本当に見えました。
真っ白に雪化粧した富士山、やはり、姿がいいですね。
アメリカのお友達にも散々自慢したのですが、
なにやら、アルプスの少女ハイデイのような気分の屋根裏部屋。

新しい場所での生活がスタートして、8ヶ月前の自分を思い出しています。
どうしてこんなことになったのだろう?
一体私の何が、どんな風にいけなかったのだろう?
自問自答し、でも解決の糸口さえ見つからず、
だから、いくら考えても、何をどうしたらいいのかさえも分らなかった。

でも、ふっと、
何も分らない、と言うことが分ったことだってよかったんじゃない?
先ず第一歩だったんじゃない?
と思えるようになった。

原因さがし、言い訳などを全部はじいてみた。
言いたい事がたとえ一杯あったとしても、
先ずは、それを消してみる=考えない!
ただ、事実だけを、ありのままに受け入れてみる。
何が悪かったか(過去)、ではなく、
これから、何をしたいか(未来)、そのことに焦点をあてる。

すると、自分がこうしたいから、と言う気持ちを余り持たずに、
生きてきていただろう自分が見え始めてきた。
勿論、嫌なことをしてきたわけではないけど、先ずは自分の気持ちに率直になる、
自分の意思を第一にする、という生き方をしてこなかったので、
本当に好きな人、本当にしたい事等々・・・
段々、どんどん、曖昧になってしまったみたい。

そして、そんな曖昧な、いわゆる自立していない人間がそばにいたら、
どんなに、ストレスになるか、どんなに疲れるか、
そして、そのうちに、もう何も話したくなくなるだろうな・・・と言うことも分ってきた。

今、こうして自分と向き合う時間と場所が与えられていること、
これはこの上もなく、贅沢で幸いな時であることをあらためて感謝しています。







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