Monday, September 30, 2013

熱い!討論

9月から勤め始めて、最初の一ヶ月が終わりました。
長かったような、短かったような・・・

製菓の作業でも、色々なことを新しく学びました。

どうやったら、アイスボックスクッキーをきちんと、かまぼこ型ではなく、
まあるい形で焼くことが出来るのか、とか、
バターケーキは、ショートケーキとは違って、卵ではなく、バターの中に、空気を如何に上手に取り込むかで、いい生地ができると言うことなどなど。。。。

そして、今日は、9月生まれの利用者さんたちの、お誕生会がありました。
午前中に焼いたケーキをお昼ご飯の後にデコレーションして、ちゃんと、一人に一個ずつ。
ケーキやさんで買ってくるケーキより、美味しかった(と、私はおもった!)。
そのケーキと、ジュースを前に、ニコニコしているみんなの顔はとっても幸せそう。
それを観ている私たちも、つい、笑顔になる。

そのあと、いつものように、清掃をして、ホームルームをして、みんな帰ってゆくのが、午後三時半から四時ごろ。
私の勤務は午後四時半までですが、作業がもう終わっていたので、ここで焼いているお菓子のレシピをみて、勉強!?

そのうち、職員さんたち同士で、ごく自然に、福祉について、利用者の方たちへの配慮について、などなど、熱い!討論が始まりました。
私はまだ、パニックになった利用者の方の様子を観たことはないのですが、
時には、命がけ、のこともあるそう。。。
相手から急に両手びんたを受けると、一瞬、職員の方も頭の中が、切れそうになる・・・
でも、その時に、こちらから、手を出すことは出来ないので、待つ、か、
そのエネルギーをどうにかして、元に戻す処置を色々としてみる事、しか出来ないのだそうです。
みんな若いのに、とっても頼もしい!

それでも、私たちはまだ、いいのよ、ご両親はもっと大変、とおっしゃる。
中には、大怪我を負うご両親も居るけれども、そういう生き方を選んでいるのが、
実は、ほかならぬご両親、とのこと。
プロの方に思い切って任せればいいのだけど、それが、出来ない。
自分の子なのに、自分で面倒見ないなんて、、、
という、罪の意識が、とても強い、との事。

その話を聞いた時に、ふと、思った。

自分の子供は、私たちはこの世では、確かにその子の親なんだけど、
それは、あくまで、一時、神様から預かっているだけなんじゃないか、
もし、そう思えれば、ご両親たちの気持ちも、違ってくるのではないだろうか。。。

何か問題があったとき、つい、追い詰めて、逃げ道を奪ってしまうのが、人間、
だとしたら、
何時も逃げ道を備えて居て下さり、両手を拡げて待っていてくださるのが、偉大なる方。

Sunday, September 29, 2013

日本の秋!


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もうじき、10月。
10月といえば、ハロウィーン。
日本でもこのごろは一般的になってきているのですね、
町には、沢山のハロウィーン用の飾りやコスチュームが並んでいました。
そこで、玄関を日本の秋、と言うテーマで飾ってみました。
 




説明を追加

大好きな敬愛する姉妹に頂いたカップに

紅茶を入れて、秋のひと時、

楽しいお茶の時間を楽しみました。

ちょっと分りにくいかもしれませんが、

ケーキは、モンブランです。

ケーキやさんで、

ケーキを買って帰って来たのは、

日本に来て、これが初めて!








矢張り、カリフォルニアの過ごしやすい気候に慣れきっていた私にとって、この夏は、
細胞レベルで、しんどかったみたいです。
というのは、その時は、覚悟していたせいか、暑いな、とは思っても、割と我慢できていた、と思っていたからです。
でも。。。。中秋の名月が過ぎた辺りから・・・・
シャンプーした後の髪の様子も、全然違うし、
コンタクトレンズまで、急に目の前がボワーン~と、曇ってしまったこともあったのですが、
それも、あの、夏の湿気のせいだったようなのです。

これからは、逆に、乾燥に気をつけないと、いけないとか。。。
お友達に頼んだエスターC、生姜、葱(今日、葱のスープの素を作りました!)の力を借りて、
なんとか、風邪をひかない様に気をつけましょう。

自分の罪をいい表す=自分に向き合う?

毎日読んでいる言葉の中に、うまく失敗する方法、というのがありました。

失敗を成功に変える3つのこととして次のことがあげられていました。

1)正直に失敗を認める。決して成功したように見せかけない。
2)失敗を生かす。その経験を絶対に無駄にせず、そこから貪欲に、出来るだけ学ぶ。
3)失敗を再挑戦しないことの言い訳にしない。

失敗は決して終わりではない、失敗をどう生かすかが恵みの中を成長し続けるコツです。
そして、失敗を成功に変える第一歩は、

「自分の罪を言い表すこと。」

と、ありました。

ドキッとしました。
最初にあげられた3点も、勿論そうですが、まず、自分の罪を言い表さなければならない、
その言葉が、心に刺さるようで、消すことが出来ません。
罪の意識もとても薄かったけれど、そう思っていたこと自体が、まず、罪でした。
罪が分らなければ、十字架の意味も曖昧、そして、救われたことへの恵みもピンと来ない。
洗礼を受けてから、もう、17年も経つというのに、実に曖昧な信仰でした。

私は恐らく、一度もきちんと、自分の罪を自分の口で言い表したことはなかった。
それは、つまり、自分自身ときちんと向かい合ってこなかった、ということ。
少し前まで、自分の罪さえも分らなかったこと=自分に真正面から向き合ってきていないのに、それを認めずに、なにかと、言い訳をして、自分をごまかしてきた。
いつまで経っても、その事が、ちっとも分らない私に、偉大なる方は、家族の問題を通して、
ここでの生活に、私を送られた。

そして、十分すぎる広い空間も、生活に最低限必要なものも、そして、仕事まで、
与えてくださった。

神の国と神の義をまず求めなさい、全てのものは与えられる・・・ハレル、ハレルヤ ♪♪♪

Monday, September 16, 2013

9月16日に感謝!

今日、9月16日は、長男の27歳の誕生日です。
心から、おめでとう!

27年前のこの日、北海道で、長男を出産しました。
なかなか、頭が下がって来なかったので、検査をしたら、臍の緒が首に巻き付いているとの事で、急遽、帝王切開術が行われることになりました。

当時、父が勤めていて、一時私もお手伝いをしていた病院に入院していたので、自己紹介をして下さった麻酔科の先生が、知っているお医者様で、とっても、ほっとしたのを覚えています。

おなかの中に居た間、しょっちゅう、話しかけていたその子が、今、こうして、この世に生まれている。。。とても厳粛な気持ちになりました。

術後、発熱があったり、その当日は一切の水分が取れなかったりしたのですが、就いて下さった看護婦さんが、とても優しく、そして、ちょっと、夏目雅子に似た感じの、それは、綺麗な方でした。入院していると、看護婦さんが天使に見える、と言いますが、まさにその通り!

産まれた時間が、午後五時を過ぎていたので、時差のあるアメリカでも、矢張り同じ、1986年9月16日が、彼の誕生日となりました。
その日のアメリカは、夜半から、嵐のように荒れた気候だったそうです。
そして、27年後の今日、日本は、台風18号で、矢張り嵐のような一日を過ごしました。
27年前と今日、私は日本に居て、それぞれの地で嵐だったというのが、何かとても不思議な気がしています。

不思議と言えば、今日、月曜日は私の出勤日で、仕事の後に、夕食会の予定もあったので、忙しい一日を過ごす筈でした。
ところが、この台風で、利用者の方たちが来られないので、職場がお休みとの連絡が入り、思いがけず与えられた休日でした。このお天気でしたから、家にいるのが一番、料理をしたり、掃除をしたり・・・・戸外の天気とは裏腹に、ゆったりと長男の誕生日への想いに浸ることが出来たのも、何か、不思議です。

彼の一歳の誕生日には再び、アメリカでの生活に戻っていましたが、私たちのアメリカのお母さんであった方が、誕生日をしてくださいました。ケーキも彼女が手配してくれたので、そのときは、私は、誕生日ケーキは焼かなかったかもしれません。
それとは別に焼いたかもしれないのですが、記憶が曖昧です。
その後は、毎年、バースデーケーキを焼いてお祝いしてきました。
ですから、今日、彼の誕生日にケーキを焼けないのは、26年ぶり、ということになるかな?

当時の私は、初めての出産に戸惑いもあり、また、精神的にも参っていたので、
今と同じように、アメリカを離れて、日本に戻っていました。
その時と何が違うかと言えば、キリスト教の信仰を持っている、ということでしょうか。
時折、今の私の生活を無理やり感謝しようとしてはいないだろうか?、
そう思い込もうとしては居ないだろうか?という、想いも持ち上がってきます。

教会に通い始めたばかりの頃、よく、皆さんが「全て、感謝です。」と言われる度に、一種の戸惑いを感じていました。
「祈りましょう!」と、言って下さる時にも、クリスチャンて、お祈りすることしか出来ないのか、とさえ、不遜にも、思ったりもしていました。

でも、今、そんな、言葉の一つ一つが、簡潔なゆえに、そこに行きつく迄の、それぞれの方の沢山の想いに、気持ちを馳せると、その通りだな、と思います。

そして、そのことも、感謝!の一言に尽きるのでしょうね。


Thursday, September 12, 2013

久々のパン焼き!

 
 







昨日勤務先でパンの仕込があり、今日は、そのパンを成形、焼成しました。
それと並行して、久しぶりに、自分のバターロールを焼く機会を与えて頂きました。
日本の粉、インスタントイースト、ミキサーの容量に合わせて、生地量も少なく、ドライミルクがなかったので、水分の一部を牛乳にかえたり、どきどきしながらのミキシング。
多少温度が高めだったものの、まあまあの捏ね上がりで、一安心。

一次発酵は早く、一時間弱で、よく膨らんでいたので、分割開始。
日本サイズに、ちょっと、小さめの40g。48個取れました。
丸めて休ませて、しずく型にして休ませて、巻き込んで成形終了。
プルーフボックスに入れて、待つこと、こちらも少し早め、40分くらいかな?
焼き色が早めにきつめに出るオーブン、との事なので、温度を少し低めに、焼き時間も少なめに設定。10分以内に焼きあがりました。
一時発酵、二次発酵ともに、早めでしたが、窯伸びは、あまりしませんでした。
でも、味は、上々!
それより何より、一口、バターロールを頬張ったみんなの顔が、みるみる笑顔になったのが、一番、嬉しかった。