9月から勤め始めて、最初の一ヶ月が終わりました。
長かったような、短かったような・・・
製菓の作業でも、色々なことを新しく学びました。
どうやったら、アイスボックスクッキーをきちんと、かまぼこ型ではなく、
まあるい形で焼くことが出来るのか、とか、
バターケーキは、ショートケーキとは違って、卵ではなく、バターの中に、空気を如何に上手に取り込むかで、いい生地ができると言うことなどなど。。。。
そして、今日は、9月生まれの利用者さんたちの、お誕生会がありました。
午前中に焼いたケーキをお昼ご飯の後にデコレーションして、ちゃんと、一人に一個ずつ。
ケーキやさんで買ってくるケーキより、美味しかった(と、私はおもった!)。
そのケーキと、ジュースを前に、ニコニコしているみんなの顔はとっても幸せそう。
それを観ている私たちも、つい、笑顔になる。
そのあと、いつものように、清掃をして、ホームルームをして、みんな帰ってゆくのが、午後三時半から四時ごろ。
私の勤務は午後四時半までですが、作業がもう終わっていたので、ここで焼いているお菓子のレシピをみて、勉強!?
そのうち、職員さんたち同士で、ごく自然に、福祉について、利用者の方たちへの配慮について、などなど、熱い!討論が始まりました。
私はまだ、パニックになった利用者の方の様子を観たことはないのですが、
時には、命がけ、のこともあるそう。。。
相手から急に両手びんたを受けると、一瞬、職員の方も頭の中が、切れそうになる・・・
でも、その時に、こちらから、手を出すことは出来ないので、待つ、か、
そのエネルギーをどうにかして、元に戻す処置を色々としてみる事、しか出来ないのだそうです。
みんな若いのに、とっても頼もしい!
それでも、私たちはまだ、いいのよ、ご両親はもっと大変、とおっしゃる。
中には、大怪我を負うご両親も居るけれども、そういう生き方を選んでいるのが、
実は、ほかならぬご両親、とのこと。
プロの方に思い切って任せればいいのだけど、それが、出来ない。
自分の子なのに、自分で面倒見ないなんて、、、
という、罪の意識が、とても強い、との事。
その話を聞いた時に、ふと、思った。
自分の子供は、私たちはこの世では、確かにその子の親なんだけど、
それは、あくまで、一時、神様から預かっているだけなんじゃないか、
もし、そう思えれば、ご両親たちの気持ちも、違ってくるのではないだろうか。。。
何か問題があったとき、つい、追い詰めて、逃げ道を奪ってしまうのが、人間、
だとしたら、
何時も逃げ道を備えて居て下さり、両手を拡げて待っていてくださるのが、偉大なる方。
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