Saturday, November 16, 2013

フライパンでパンを焼く!



             
 やっと!フライパンでパンを焼くことが出来ました。初めての手捏ね、水分や、捏ね方を調整しつつ、20分、何とか生地の出来上がり。

ストーブの前で一時発酵。
思ったより、大きく膨らんで、分割、丸め。
ベンチタイム。

再度丸めて、フライパンの中に並べて、最終発酵。これも、ストーブの前で。

弱火で、とあったので、最小の火力で焼き始めたら、なかなか、焼けず、ここも、様子を見ながら、火力を調整して。。。

やっと!焼きあがりました。
久しぶりに、パンが焼けるにおいが台所中に立ち込めて、幸せな気分です。

今回は、粉、塩、砂糖、イースト、水、だけのシンプルなパン。
次は、少し油脂も入れて焼いてみようかな?

ミキサーも、プルーフボックスも、オーブンもなくっても、何とか、パンが焼けるみたい。。。と言うことが分って、嬉しいひと時でした。

 
 
 
 

Friday, November 8, 2013

秋の日々。。。


もう、11月です!
11月の最初の日は、勤務先の利用者の皆さんと一緒に、日帰り旅行、
六本木ヒルズからの眺望、ホテルでの美味しいバイキングの昼食、品川水族館。。。
お天気に恵まれ、とっても楽しい一日を過ごすことが出来ました。

翌日のお休みは、曇りがちだったので、久しぶりに、のんびりと料理をして過ごしました。

左側は、大学芋。
かなり大きめに切って、ゆっくりと素揚げして、シロップの中で煮て、最後にゴマを加えます。
シロップの中で、ちょっと煮詰めすぎてしまったのと、黒ゴマが、摺った物しかなかったので、
ちょっと見栄えがよくないですが、味は、二重丸!
故沢村貞子さんの大学芋です。
もう一つは、ビーフシチュー、久しぶりに作りました。
赤ワインを煮詰めて、あとは、お肉と野菜の味で、仕上げにちょっとだけ、美味しいトマトケチャップを加えて、煮込みました。

新しい生活に少しずつ慣れてきて、少しほっとしたのか、はたまた、不安になったのか、
このところちょっとまた、気分がゆらゆらしていましたが、そんな時は、料理をするに限ります!
やっぱり、私は、料理をしている時が一番、楽しい。

そして、3日、文化の日は、私の父の87歳の誕生日。
「文化晴れといって、いつでも誕生日はお天気がいいんだ。」
と、父がよく言ってましたっけ。


そして、6日、ミミちゃんが天に戻ったとの知らせ。
この写真は、彼女が家に来て、しばらく経った、まだ、赤ちゃんだった頃の写真。
我家に初めて来た時には、手のひらにちょこんと、のる位の大きさでした。
今は、ハナちゃんのお墓の横で安らかに眠っているとのこと。
ミミちゃん、ありがとう。ハナちゃんと一緒に、天国で、遊んでね!



Monday, September 30, 2013

熱い!討論

9月から勤め始めて、最初の一ヶ月が終わりました。
長かったような、短かったような・・・

製菓の作業でも、色々なことを新しく学びました。

どうやったら、アイスボックスクッキーをきちんと、かまぼこ型ではなく、
まあるい形で焼くことが出来るのか、とか、
バターケーキは、ショートケーキとは違って、卵ではなく、バターの中に、空気を如何に上手に取り込むかで、いい生地ができると言うことなどなど。。。。

そして、今日は、9月生まれの利用者さんたちの、お誕生会がありました。
午前中に焼いたケーキをお昼ご飯の後にデコレーションして、ちゃんと、一人に一個ずつ。
ケーキやさんで買ってくるケーキより、美味しかった(と、私はおもった!)。
そのケーキと、ジュースを前に、ニコニコしているみんなの顔はとっても幸せそう。
それを観ている私たちも、つい、笑顔になる。

そのあと、いつものように、清掃をして、ホームルームをして、みんな帰ってゆくのが、午後三時半から四時ごろ。
私の勤務は午後四時半までですが、作業がもう終わっていたので、ここで焼いているお菓子のレシピをみて、勉強!?

そのうち、職員さんたち同士で、ごく自然に、福祉について、利用者の方たちへの配慮について、などなど、熱い!討論が始まりました。
私はまだ、パニックになった利用者の方の様子を観たことはないのですが、
時には、命がけ、のこともあるそう。。。
相手から急に両手びんたを受けると、一瞬、職員の方も頭の中が、切れそうになる・・・
でも、その時に、こちらから、手を出すことは出来ないので、待つ、か、
そのエネルギーをどうにかして、元に戻す処置を色々としてみる事、しか出来ないのだそうです。
みんな若いのに、とっても頼もしい!

それでも、私たちはまだ、いいのよ、ご両親はもっと大変、とおっしゃる。
中には、大怪我を負うご両親も居るけれども、そういう生き方を選んでいるのが、
実は、ほかならぬご両親、とのこと。
プロの方に思い切って任せればいいのだけど、それが、出来ない。
自分の子なのに、自分で面倒見ないなんて、、、
という、罪の意識が、とても強い、との事。

その話を聞いた時に、ふと、思った。

自分の子供は、私たちはこの世では、確かにその子の親なんだけど、
それは、あくまで、一時、神様から預かっているだけなんじゃないか、
もし、そう思えれば、ご両親たちの気持ちも、違ってくるのではないだろうか。。。

何か問題があったとき、つい、追い詰めて、逃げ道を奪ってしまうのが、人間、
だとしたら、
何時も逃げ道を備えて居て下さり、両手を拡げて待っていてくださるのが、偉大なる方。

Sunday, September 29, 2013

日本の秋!


説明を追加
もうじき、10月。
10月といえば、ハロウィーン。
日本でもこのごろは一般的になってきているのですね、
町には、沢山のハロウィーン用の飾りやコスチュームが並んでいました。
そこで、玄関を日本の秋、と言うテーマで飾ってみました。
 




説明を追加

大好きな敬愛する姉妹に頂いたカップに

紅茶を入れて、秋のひと時、

楽しいお茶の時間を楽しみました。

ちょっと分りにくいかもしれませんが、

ケーキは、モンブランです。

ケーキやさんで、

ケーキを買って帰って来たのは、

日本に来て、これが初めて!








矢張り、カリフォルニアの過ごしやすい気候に慣れきっていた私にとって、この夏は、
細胞レベルで、しんどかったみたいです。
というのは、その時は、覚悟していたせいか、暑いな、とは思っても、割と我慢できていた、と思っていたからです。
でも。。。。中秋の名月が過ぎた辺りから・・・・
シャンプーした後の髪の様子も、全然違うし、
コンタクトレンズまで、急に目の前がボワーン~と、曇ってしまったこともあったのですが、
それも、あの、夏の湿気のせいだったようなのです。

これからは、逆に、乾燥に気をつけないと、いけないとか。。。
お友達に頼んだエスターC、生姜、葱(今日、葱のスープの素を作りました!)の力を借りて、
なんとか、風邪をひかない様に気をつけましょう。

自分の罪をいい表す=自分に向き合う?

毎日読んでいる言葉の中に、うまく失敗する方法、というのがありました。

失敗を成功に変える3つのこととして次のことがあげられていました。

1)正直に失敗を認める。決して成功したように見せかけない。
2)失敗を生かす。その経験を絶対に無駄にせず、そこから貪欲に、出来るだけ学ぶ。
3)失敗を再挑戦しないことの言い訳にしない。

失敗は決して終わりではない、失敗をどう生かすかが恵みの中を成長し続けるコツです。
そして、失敗を成功に変える第一歩は、

「自分の罪を言い表すこと。」

と、ありました。

ドキッとしました。
最初にあげられた3点も、勿論そうですが、まず、自分の罪を言い表さなければならない、
その言葉が、心に刺さるようで、消すことが出来ません。
罪の意識もとても薄かったけれど、そう思っていたこと自体が、まず、罪でした。
罪が分らなければ、十字架の意味も曖昧、そして、救われたことへの恵みもピンと来ない。
洗礼を受けてから、もう、17年も経つというのに、実に曖昧な信仰でした。

私は恐らく、一度もきちんと、自分の罪を自分の口で言い表したことはなかった。
それは、つまり、自分自身ときちんと向かい合ってこなかった、ということ。
少し前まで、自分の罪さえも分らなかったこと=自分に真正面から向き合ってきていないのに、それを認めずに、なにかと、言い訳をして、自分をごまかしてきた。
いつまで経っても、その事が、ちっとも分らない私に、偉大なる方は、家族の問題を通して、
ここでの生活に、私を送られた。

そして、十分すぎる広い空間も、生活に最低限必要なものも、そして、仕事まで、
与えてくださった。

神の国と神の義をまず求めなさい、全てのものは与えられる・・・ハレル、ハレルヤ ♪♪♪

Monday, September 16, 2013

9月16日に感謝!

今日、9月16日は、長男の27歳の誕生日です。
心から、おめでとう!

27年前のこの日、北海道で、長男を出産しました。
なかなか、頭が下がって来なかったので、検査をしたら、臍の緒が首に巻き付いているとの事で、急遽、帝王切開術が行われることになりました。

当時、父が勤めていて、一時私もお手伝いをしていた病院に入院していたので、自己紹介をして下さった麻酔科の先生が、知っているお医者様で、とっても、ほっとしたのを覚えています。

おなかの中に居た間、しょっちゅう、話しかけていたその子が、今、こうして、この世に生まれている。。。とても厳粛な気持ちになりました。

術後、発熱があったり、その当日は一切の水分が取れなかったりしたのですが、就いて下さった看護婦さんが、とても優しく、そして、ちょっと、夏目雅子に似た感じの、それは、綺麗な方でした。入院していると、看護婦さんが天使に見える、と言いますが、まさにその通り!

産まれた時間が、午後五時を過ぎていたので、時差のあるアメリカでも、矢張り同じ、1986年9月16日が、彼の誕生日となりました。
その日のアメリカは、夜半から、嵐のように荒れた気候だったそうです。
そして、27年後の今日、日本は、台風18号で、矢張り嵐のような一日を過ごしました。
27年前と今日、私は日本に居て、それぞれの地で嵐だったというのが、何かとても不思議な気がしています。

不思議と言えば、今日、月曜日は私の出勤日で、仕事の後に、夕食会の予定もあったので、忙しい一日を過ごす筈でした。
ところが、この台風で、利用者の方たちが来られないので、職場がお休みとの連絡が入り、思いがけず与えられた休日でした。このお天気でしたから、家にいるのが一番、料理をしたり、掃除をしたり・・・・戸外の天気とは裏腹に、ゆったりと長男の誕生日への想いに浸ることが出来たのも、何か、不思議です。

彼の一歳の誕生日には再び、アメリカでの生活に戻っていましたが、私たちのアメリカのお母さんであった方が、誕生日をしてくださいました。ケーキも彼女が手配してくれたので、そのときは、私は、誕生日ケーキは焼かなかったかもしれません。
それとは別に焼いたかもしれないのですが、記憶が曖昧です。
その後は、毎年、バースデーケーキを焼いてお祝いしてきました。
ですから、今日、彼の誕生日にケーキを焼けないのは、26年ぶり、ということになるかな?

当時の私は、初めての出産に戸惑いもあり、また、精神的にも参っていたので、
今と同じように、アメリカを離れて、日本に戻っていました。
その時と何が違うかと言えば、キリスト教の信仰を持っている、ということでしょうか。
時折、今の私の生活を無理やり感謝しようとしてはいないだろうか?、
そう思い込もうとしては居ないだろうか?という、想いも持ち上がってきます。

教会に通い始めたばかりの頃、よく、皆さんが「全て、感謝です。」と言われる度に、一種の戸惑いを感じていました。
「祈りましょう!」と、言って下さる時にも、クリスチャンて、お祈りすることしか出来ないのか、とさえ、不遜にも、思ったりもしていました。

でも、今、そんな、言葉の一つ一つが、簡潔なゆえに、そこに行きつく迄の、それぞれの方の沢山の想いに、気持ちを馳せると、その通りだな、と思います。

そして、そのことも、感謝!の一言に尽きるのでしょうね。


Thursday, September 12, 2013

久々のパン焼き!

 
 







昨日勤務先でパンの仕込があり、今日は、そのパンを成形、焼成しました。
それと並行して、久しぶりに、自分のバターロールを焼く機会を与えて頂きました。
日本の粉、インスタントイースト、ミキサーの容量に合わせて、生地量も少なく、ドライミルクがなかったので、水分の一部を牛乳にかえたり、どきどきしながらのミキシング。
多少温度が高めだったものの、まあまあの捏ね上がりで、一安心。

一次発酵は早く、一時間弱で、よく膨らんでいたので、分割開始。
日本サイズに、ちょっと、小さめの40g。48個取れました。
丸めて休ませて、しずく型にして休ませて、巻き込んで成形終了。
プルーフボックスに入れて、待つこと、こちらも少し早め、40分くらいかな?
焼き色が早めにきつめに出るオーブン、との事なので、温度を少し低めに、焼き時間も少なめに設定。10分以内に焼きあがりました。
一時発酵、二次発酵ともに、早めでしたが、窯伸びは、あまりしませんでした。
でも、味は、上々!
それより何より、一口、バターロールを頬張ったみんなの顔が、みるみる笑顔になったのが、一番、嬉しかった。


Friday, August 30, 2013

私の新学期

日本に来たら、パンやさんで働きたいな、と思っていましたが、なかなか難しく・・・

そんな折、
「福祉関係の施設でパンとかお菓子を焼いているところが沢山ありますよ、
そういうところから始められては如何でしょう?」
と、勧めてくださる方がいました。

さっそく、区役所に相談しに行き、施設の一覧が乗っている冊子を頂きました。
ページをめくりつつ、あ、すぐ傍に一軒あるな、と思い、即行動!
その足で、訪ねてみました。
突然の訪問にもかかわらず、快く、作業場を見せてくださいました。
求人は、ハローワークに出ますから、そちらに登録して問い合わせて下さい、
と、区役所の方に言われていたのですが、駄目でもともと、と思い、
ちょっと尋ねてみたら。。。

「実は、まだ、公募はしてないのですが、人を捜しているんですよ。」
という思いがけないお返事!

その日の作業はもう、終了していたので、数日後、利用者の方たちが実際に働いている時間帯に再度訪問して作業を見学、研修、最終面接、と進み、雇って頂けることになりました。

お菓子作りは、手段の一つであり、収入源となる仕事ではあるけれども、
ここでの仕事を通して、利用者の方たちが、いつかはここを出て、
社会に出て、独り立ち出来るように支援をすることが目標であり、
それが、一般のお菓子やさんとは違うんですね。
ですから、とても丁寧で静かな時が流れています。

そして、何よりも、自分が彼らと、どのように関わってゆくのか、
(というよりも、私が彼らから教えられる事ばかりだろうと思うのですが)
それは、結局のところ、自分自身と向き合うことでもあるのでしょうね。
そのために、今の私に与えられた仕事だと思うのです。

私にとって、福祉は未知の世界、不安と期待で一杯ですが、
私の夏休みも、これにて終了、9月2日から、新学期が始まります!

Monday, August 26, 2013

保存食作り。




久しぶりに、歩いて15分くらいのところにある、Aコープ(→農協です)に行ってきました。
地元の農家の方たちの野菜や果物が並んでいるので、大好きなところです。

まずは一枚目の写真。
初めて、葉唐辛子、というものを見ました。
どうやって使うのだろう、と思い、お店の方に伺うと、
丁度、それを作って納品された農家の方が、いらしたので、直接、聞いてくれました。
お聞きすると、佃煮ができる、とのこと。
よく観ると、唐辛子も沢山ついたまんまなので、柚子胡椒を作れますか、と尋ねると、
「勿論できるよ!佃煮と柚子胡椒、ひとつで二つ作れるね~」
と言われ、当然、素通りできずに、買って来ました。
白い花も綺麗。そういえば、葉唐辛子の佃煮って、あったな、と思い出しました。
作ってみたら、まさに、その味!
そして、柚子胡椒も完成! 青唐辛子の色と、青柚子の色の対比から、ちょと、辛子の色が足りないから、もう少し足そうかなあ、、と思いましたが、その前に、味見!
わ~~辛い!!! 足す前に味見してよかった。

二枚目の写真は、ルバーブのジャムです。
アメリカでは、イチゴと一緒に使うことが多く、ルバーブだけ、というのは、あまりお目にかからなかったように思います。
日本のルバーブは、ちょっと、赤いところが少なく、セロリのようです。
煮ると、もう少し茶色っぽくなりますが、酸味があって、美味しいです!

三枚目は、この夏、気に入って、二回作った、オクラの冷や茶漬け。
涼しいアメリカではそれほど、食べたい!と思われないかもしれませんが、
座っているだけで汗が出る日本の夏には、もってこいの一品です。
横にあるのは、黒っぽいのが、葉唐辛子の佃煮、上が、五目豆と柚子胡椒、ただし、これは、
今回作ったものではなく、それ以前に一度、作った時の柚子胡椒です。

高校野球が終了すると同時に、猛暑も終わったのか、または、いったん、小休止なのか、
そして、丁度、雨も手伝って、このところ、涼しい数日間を過ごしています。

Sunday, August 18, 2013

潮止まり

忙しい時にこそ、一人の時間を持つことが必要です。
あなたに何か話したいと思っている人が居たときに、
あなたはその方のために時間を取る準備がありますか?

最近、このような言葉が目に留まることが多いです。
今までの自分はどうだっただろうか?
いつも、ばたばたと気ぜわしくしていて、とても、この人と話をしよう、と
思って頂けるような状態にはなかったなあ、、と思い至ります。

どんなに大変なときにも、決して、変わることなく、
柔和になさっている方を、素晴らしいな、と思いつつも、
自分には無理、と決め付けて、日々の生活に追われて、ずっと過ごして来ました。

何時もお忙しいでしょう?
何時もお元気ですね。
そのように、かけて下さった言葉を、そのままに受け取るだけで、
もしかしたら、その中に隠されていたかもしれない意味を分る余裕もなく、
毎日が、あっという間に過ぎてゆきました。

ああ、それこそが、自分には欠けていたのだな、と気がつきました。

毎日何をしていらっしゃるの?
と、問われたときに、なにをしているのだろう、と考えてみた。

何を、どのように、いつしても構わないこのときに、矢張り、変わらずにしていること。
それが、自分がしたいことなのかもしれない。
自分がしたいことだけやってみたらいい、と言われたのは、このことだったのかしら?

日々、読んでいるデイリーブレッドを記します。
この箇所は、大好きなお友達の一人が、私に送ってくださった御言葉です。

今、とっても静かに時の流れる毎日を与えられていることに、
あらためて感謝しつつ。

潮止まり


大海に影響を与える、月の引力について考えるのは面白いことです。それは潮の満ち引きを起こしますが、その中間には、「潮止まり」と呼ばれる短い時間があります。このとき、潮位は上がりも下がりもしません。科学者によれば、このとき海水は「ストレスのない状態」にあるそうです。それは潮の流れが変わる前の静かな一瞬なのです。
私たちの生活は忙しく、あれもこれもとしなければならないことが重なり、体がいくつあっても足りないと感じるときがあるかもしれません。イエスの宣教を見てみると、イエスご自身が、主の働き人の責任と休息について、どのように考えておられたのかが分かります。ふたり一組で宣教旅行に行き、帰ってきた12人の弟子たちは、神が自分たちを通して素晴らしいことをしてくださったと報告しました。するとイエスは、「さあ、あなたがただけで、寂しい所に行って、しばらく休みなさい」と言われました(マコ6:31)。その場には多くの人たちが出入りし、弟子たちは食事する暇さえなかったからです。そこで、弟子たちは出て行き、自分たちだけで船に乗り、寂しい所に行きました(31-32節)。
今日も大忙しですか。しかし、くつろいだり楽しんだりする時間をとっても良いのです。そうして心身ともにリフレッシュし、他人により良く仕えましょう。イエスは、そのように助言なさいました。また、私たちみんなにそれは必要です。私たちは、そこで主と交わるのですから。
神と静かな時を過ごすことによって、神から静かな休息をいただくことができる。



Thursday, August 15, 2013

平和について。

今日も暑いですが、湿度が少し低いのと、風が夕方から心地よく吹いてきたことで、
室内の温度計が32度を指していますが、エアコンなしでも大丈夫です。

先日のニュースで、どこだったか、40度を越えて、蝉さえも鳴いていなかった、
ということを聞いてから、毎朝、元気に鳴いている蝉の声をきくと、
あ~~あ、また、暑いんだな、今日も。。。。と思ったのが、
あ、蝉の元気な声が聞こえる、今日も大丈夫、夏の一日のスタート!
って思えるようになった。

今日は終戦記念日、私の父は、敗戦記念日と呼んでいる、と、聞き、複雑な心境です。
段々と、戦争を実際に体験した方たちが、少なくなってきています。

そして、お盆、13日には迎え火を焚いて、回り灯籠を燈して、お食事を供えるのですね。
小さなお椀や、お皿に一口ずつ、野菜のお菜をのせて。

戦争が終わった日と、お盆が同じ日、というのは、偶然なのでしょうか?
〔7月にお盆をするところもありますが。)

 
以下に、今日読んだ言葉を添えます。

      *********************

「戦争がないから平和なのではない。
 先ず自分の心に平和を求めることである」

「わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
 憎しみのあるところに愛を
 いさかいのあるところにゆるしを
 分裂のあるところに一致を
 疑惑のあるところに信仰を
 誤りのあるところに真理を
 絶望のあるところに希望を
 闇に光を
 悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
 
 慰められるよりは慰めることを
 理解されるよりは理解することを
 愛されるよりは愛することをわたしが求めます様に……

 わたしたちは与えるから受け、ゆるすからゆるされ、
 自分を捨てて死に、永遠の命をいただくのですから……」
(平和求める祈り アッシジの聖フランチェスコ

Monday, August 12, 2013

自分のありのままを受け入れること

自分のありのままを、先ず、受け入れて、自分を愛すること。
自分のことが分らなくなったら、一人になって、自分ひとりの時間をもつといい。

群がる人混みの中にいるよりは、
誰もいない処で一人でいる方が楽である。

人混みの中にいる淋しさより、
一人でいる淋しさの方が癒される。

全てのことは、まず、自分から。
ほかのことはその後、なぜなら、自分を自分で愛せない人は、ほかの人も愛せないのだから。
自分で自分のことが嫌になっても、少しずつ、ゆっくりでいいから、
自分をほめてあげよう、うん、よくやった、って。

そして、どんな時も、どんなところに居ても、あなたを丸のまま受け入れてくれている
大きな存在があるのだということを信じて欲しい。

       *****************

ある方の言葉から、自分の心に触れた部分を、かいつまんで、要約してみました。

毎回、毎回、ああ、そうだ、その通りだって思う。
まるで、私の心を知っているみたいって、最初、不思議に思えたけれど、
ふと、同じように考えている人が、沢山いるって、ことなんだな、と思い当たる。

自分ひとりだけが、自分をもてあまし、一体何のために、この世にいるのだろう、
どのように自分を見つめなおして、変えてゆけばいいのだろうって思っていたけど、
まずは、今ある自分をそのまま受け入れて感謝することから始めればいいんだ。

同じように考えている人がきっとこの世の中には沢山居て、
それぞれが、自分は一人、自分だけが、って思っているかもしれないけど、
決してそうではない、みんな、そういう大勢の一人一人が居て、
だから、一人じゃないんだね。
そして、そういう一人ひとりを赦し、包み込んでくれている大きな存在が確かにあるということ。

Sunday, August 11, 2013

日本の夏到来!

7月中旬からしばらく過ごしやすい日々が続いて、このままだったらいいなあ、、と思っていましたが、矢張り!猛暑はやってきました。
朝一番の気温が、既に30度に近いです。
蝉も、大合唱です。この声を聞くと、本当に夏、という感じですね。

居間の温度計も、午後には、34度をさし、あわてて、エアコンをスイッチオン!
外に出ると、もう、そこは、亜熱帯のジャングルにでも行ったような、はたまた、サウナのような蒸し暑さです。

台所でも、なるべく、お湯さえも沸かしたくないような感じなので、冷凍庫にストックしてある食材を解凍して。。。
涼しかった頃に、何種類もの主菜を作っておいて本当によかった!
あとは、冷蔵庫にこれも数種類置いてある保存食や、水出しのお茶などを出して、和洋めちゃくちゃに混ざり合った食事ですが、まあ、いいや。

外に出た瞬間あっという間に何箇所もさされて、悩まされていた蚊も、この暑さだと、少し影をひそめているのでしょうか。。。
明日は、少し早起きして、庭に水をまこうかな。

明日も最高気温は、35度まであがるとのこと、、、

Thursday, July 18, 2013

静かな生活

日本での生活、アメリカにわたったときに感じたカルチャーショックと逆の意味でのカルチャーショック?
でも、言葉が自然に入ってくる、というのは、とっても助かりますね。
庭には、沢山の実をつけてくれた梅の木、ラベンダー、紫蘇、一面に自生しているどくだみ・・・・
その中を沢山の虫や蝶が舞っている。梅でシロップと梅酒を仕込み、紫蘇で、ペーストを作り、
ラベンダーを袋に入れて、たんすに入れたり、どくだみの葉を乾燥させて、お茶にしたり・・・
余りに沢山の蚊にさされたので、蚊嫌草、となぜか書かれた香りのあるゼラニウムを買ってきました。蚊に対する効果は余りないけど、大好きな花だから、まあ、いいとしましょう。
静かなときが、流れています。夜、持ってきた何枚かのCDを聴きながら食事をすると、
いわゆる有名な方(=つまり知らない方)の演奏よりも、
実際に知っている友の歌声やギター、ピアノなどの楽器の音のほうが、
しっくりと入ってくる、という実感。
与えられた自由な時間をどのように過ごして行くのか。
まだ、分らないけど、少しずつ、考えながら、進めたら、それでいい?

Friday, May 31, 2013

最後のパン、焼き終わりました!

昨日、最後のパンの製造と販売が無事終了しました。
5月は二回のパン焼きの予定が最後ということもあって、見込み量を大幅に超えて、
嬉しい注文が沢山入りました。
それで、結局、二日続けて焼くことを二回、合計4回のパン焼きになりました。
全てのパンを焼き終えて、お客様に渡し終えて、後片付けをしていたら、
ふと、オーブン、ミキサー、プルーフボックス、分割器などなど、、、、全ての道具たちが、愛おしくなりました、今まで、ずっとよく動いてくれたなあ、ありがとう、という気持ちで一杯です。

あとは、ほんの少し残っている粉で家族用の食パンをもう一度、焼いたら、おしまい。
これからの新しい生活に向けて、スタートです!

しばらくは、このブログも投稿なし、になると思いますが、落ち着いたら、また、再開したいと思っています。

お友達のブログに載っていた聖書の言葉、

口から入るもので悪いものはない、
口から出るものが悪を生む。

というような意味の箇所の言葉、読んでドキッとしました。
私の最近の朝の祈りで、必ず、心に留めている御言葉だからです。
どうぞ、今日も一日、この口を清めてください。
この口から出る言葉を導いてください、と。

では、また!

Thursday, May 16, 2013

5月のパン、今までありがとう。

1994年から焼き続けてきたパンですが、定期的なパンは、先月で終了、
そして、5月は、二回、焼いて、終わりになります。

1回目:5月16日(木)
→もう今、既に焼き終わっています。一回では焼ききれなくて、15日にも焼きました。

2回目:5月29日(水)
→この日も、焼ききれなければ、30日にも焼く予定です。


パン作りを習ったこともないまま、家族の協力のもと、パン教室に行っていたというお友達から、レシピを教えていただいたり、パンの本を読んでみたり、日本でパンやさんをいろいろと回って、お話を伺ってみたり、作業を見せていただいたり、試行錯誤しながら、今まで、何とか焼いてきました。
今思えば、始めた当初のパンは、随分と固かった?ようです。
当時は、まだ、小さかった子供たちも、みんな、成人して、それを思うと、随分長い月日が経ったのだなあ、、、としみじみと思います。

パンは、焼くものではなく、お店から買うもの、と思っていた私が、こうして、ずっとパンを焼き続けてこられたのは、沢山のお客様のおかげであると、心から、感謝しています。
パンを焼き始めてみるまでは、自分がこんなに、パン焼きが好きだなんて思いませんでした。
これからも、場所や方法がかわっても、なるべく、ずっとパンを焼き続けていたい、と希望していますが、さて、どうなることでしょう?

今まで、本当に、本当に、ありがとうございました。
心よりの感謝をこめて。






Tuesday, March 26, 2013

4月のパンの予定です!

4月、桜も満開、とってもきれいですね!
毎年楽しみにしている近所の桜も(葉桜というようです、葉が先に出て、あとから、花が咲きます。)、そして、つい、先日、ふっと立ち寄ったサンマテオのアクアテイックパークにも、同じ桜が咲いていました! 矢張り、桜は特別!

毎週月曜日:8日、15日、22日、29日の4回(1日はお休みです、Happy Easter!)
第三木曜日:18日
パロアルトでの販売:19日(金)正午より。

焼きカレーパン、イースターが終わりますので、十字架のアイシングはしませんが、同じバンも引き続き、焼きます。あとは、なにか甘いパンを考えよう思っています。



         

Wednesday, February 27, 2013

3月のパン

二月は、毎年思うことですが、あっという間に終わってしまいますよね。
梅や桃の花がきれいですね、桜はあと、もう少しでしょうか。

さて、3月のパンの予定です。

パンを焼く日:5回
4日(月)、7日(木)、11日(月)、19日(火)、25日(月)

パロアルトでのパンの販売は、8日(金)です。

今月の限定パンは、

① カレーパン→フィリングは作っています、カレー粉は、オーガニックのものが、
  手に入るので、それを使用しています。結構の量の刻み生姜が隠し味です。一個、$2.50

② ホットクロスバン→イースター前のこの時季、こちらのパンやさんでも、
  時折見かけるパンです。ラム酒に漬けたドライフルーツ、オレンジマーマレードなどを
  生地に混ぜ込んで、上に、十字架のアイシングを。一個、$1.50


Sunday, February 3, 2013

2013年2月のパン。

去年は夏休み以降、パンを焼くのが不規則な日程になっていたので、お知らせをずっと載せずじまいになっていしまいました。

遅ればせながら、、、2013年明けましておめでとうございます。(もう、二月ですね。。。)

さて、2013年は、基本的に、毎週月曜日にパンを焼きます。
ただし、今月は、月曜日に焼けない日が二回あります。

2月のパン、

2月6日(水)、11日(月)、19日(火)、25日(月)

です。


2月7日(木)は、ミルブレー、バーリンゲーム方面のお客様のパンを焼きます。
2月22日(金)に、パロアルトで、パンの販売をします。

今月は、定番に加えて、

ハムパン(ハムを巻き込んで、上にマヨネーズをのせて焼きます。)
ソーセージパン(ソーセージを生地で巻いて、パン粉をつけて焼きます。)
ピザ(自家製トマトソースとペストソースをのせて。)

を焼きます。